2026年07月03日

23年前、私が美容師として学び直した理由|ドライカットとの出会い

美容室では綺麗だったのに、自宅へ帰ると何か違う。

翌朝になると、さらにまとまらない。

もし、そんな経験があるなら、それはあなたの髪質が悪いからではありません。

実は私は23年前、その「なぜ?」の答えを探していました。

当時の私は、ヘアカットにはそれなりの自信がありました。

もちろん今振り返れば未熟な部分はあったかと思います。

それでも、自分なりに技術を磨き、お客様にも喜んでいただいていました。

そんな私が、

「美容師として一から学び直したい。」

そう心から思った技術があります。

それが、ドライカットでした。

しかし、本当に私の心を動かしたのはその技術だけではありません。

その技術が、長年感じ続けていた違和感の答えを持っていたからです。

美容室では綺麗なのに、翌日はまとまらない。

美容師をしていると、こんな場面によく出会います。

美容室では綺麗に仕上がった。

鏡の前では笑顔になってもらえた。

ところが翌日。

「昨日はあんなにまとまっていたのに…」

そんな経験をされた方は決して少なくありません。

実は、この違和感はお客様だけではありません。

担当した美容師自身も感じています。

「もっと家でも扱いやすくできないだろうか。」

そう思いながらも、

「カットとはそういうもの。」

いつしか、それを当たり前だと受け入れてしまう。

私も以前は、その一人でした。

でも、23年前に出会った考え方は、その"当たり前"を根本から変えてしまったのです。

私が学びたかったのは、技術ではありませんでした。

多くの方は、

「髪を乾かして切る技法」

それがドライカットだと思われるかもしれません。

もちろん、それも間違いではありません。

でも、私が惹かれた理由はそこではありませんでした。

私が学びたかったのは、

「美容室だけではなく、ご自宅でも扱いやすいヘアスタイルをつくる。」

という考え方です。

美容室で綺麗なのは当たり前。

本当に大切なのは、

毎朝鏡の前に立ったとき、

「今日もまとまっている!」

そう感じていただけることではないでしょうか。

その考え方こそが、私が学び直したかった理由でした。

毎朝の時間が変わる理由

オレオールへお越しいただいているお客様から、

「朝のスタイリングが本当に楽になった。」

そんなお言葉をいただくことがよくあります。

もちろん、髪質やクセによって感じ方には個人差があります。

それでも、

美容室だけ綺麗で終わるのではなく、

翌日も、

一週間後も、

できる限り扱いやすい状態を目指す。

私たちは、そのために一本一本の髪と向き合っています。

では、なぜそれができるのでしょうか。

答えは、髪を見るタイミングにあります。

乾いた髪だからこそ見えるものがあります

完成形を見ながらカットできる

髪は濡れると、普段とは違う表情になります。

クセも、

動きも、

ボリュームも変わります。

でも、お客様が毎日過ごされるのは乾いた状態です。

だから私たちは、乾いた髪を見ながら完成形をイメージし、お客様と仕上がりを共有しながらカットしています。

一本一本の髪が、ヘアスタイルをつくっている

ヘアスタイルは、一本一本の髪が重なり合ってできています。

だからこそ、

髪の生え方。

クセ。

流れ。

動き。

そのすべてを丁寧に確認しながらカットしていきます。

地道な作業です。

でも、その積み重ねこそが、美容室での仕上がりと、ご自宅での仕上がりの差を少しずつ縮めてくれると考えています。

髪を傷つけないことも、私たちの技術です

私たちは、髪を単なる「素材」とは考えていません。

髪も、お客様の大切な身体の一部です。

だから、できる限り傷つけたくありません。

そのため、

すきバサミやレザー(剃刀)は使用せず、

専用のハサミだけで丁寧にカットしています。

特別な技術を見せたいからではありません。

髪を大切にしたい。

その想いが、道具の選択にも表れています。

「カットを受ける」というより、「心地よい時間」を過ごしていただきたい

施術中、

髪へ余計な負担をかけないよう心掛けています。

そのため、

「まるでヘアエステを受けているみたい。」

そうおっしゃるお客様もいらっしゃいます。

私たちが目指しているのは、

髪を切ることだけではありません。

美容室を出たあとも、

毎朝鏡を見ることが少し楽しみになる。

そんな時間をご提供することです。

23年間、変わらず大切にしていること

23年前。

私は、一つの技術と出会いました。

しかし、本当に学び続けてきたのは技術ではありません。

「お客様が毎日笑顔で過ごせるヘアスタイルとは何か。」

その答えを探し続けてきました。

もしあなたが、

「美容室では綺麗なのに、自宅ではうまくまとまらない。」

そんな経験を一度でもされたことがあるなら、

きっと、このドライカットは新しい発見になると思います。

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